Sal. Sts. Maria Troncatti (1883-1969)
マリア・トロンカッティはコルテーニョ・ゴルジ(ブレッシァ)で、1883年02月16日に生まれた。家族が多くて、マリアは農場の仕事と年下の兄弟の面倒とに時間を割り振って、模範的な両親が作った暖かくて愛情深い環境の中で楽しくても勤勉な生活を送った。
教会での教理授業に通って、深いキリスト教的精神を培って、修道生活への召し出し出しの価値観に心を開いた。
しかし、主任司祭の勧めに従って、成人になるまで待って、扶助者聖母会の入会を志願した。初誓願はニッツァ・モンフェラートで1908年に立てた。
第一次大戦(1915-1918)のうちに、シスターマリアはヴァラッツェで衛生学を勉強してから、野戦病院で赤十字看護婦を勤めた。この経験は後でエクアドルのアマゾン河沿いの森林で送った宣教師生活に多いに役立った。
1922年にエクアドルに出発して、シュアール族の面倒を見るように頼まれた。そこで後二人のシスターズと一緒に福音化の難しい仕事に着手した。
さまざまな危険に直面した。森林の猛獣のほかに、また急流の河川があった。河を渡るには、あるいわ歩いて、それも蔓でできた壊れやすい橋で、また、インド人に背負ってもらって渡るのであった。
マカス、セビリア・ドン・ボスコ、スクアなど、まだ繁盛する施設は、シスター・マリアが奇跡的に設立した支部である。看護婦、外科医、整形外科医、歯医者、麻酔担当者などを全部勤めた。しかし、何よりも、カテキスター、福音伝道者であった。信仰、忍耐、兄弟愛の素晴らしい素質に富んでいた。
シュアール族の女子の向上のための仕事は成果を挙げて、若い夫婦の個人的な選択で、何百戸ものキリスト教的家族が形成された。
1969年08月29日に、シスター・マリアはスクアで悲惨な飛行機墜落で亡くなった。遺体はエクアドルのモローナ県のマカスに埋葬された。