モンゴルに来て、手を貸してください!
私は宣教師となる夢を実現するため、2009 年 11 月 14 日にモンゴルに到着しま
した。宣教師になるのは私の長年の夢で、今、その夢が実現したことをとても幸せ
に思っています。ドン・ボスコは決して私を見捨てず、いつも守ってくれると信じ
ています。扶助者聖母の助けによって、私が生涯、宣教地で主イエスに仕えること
ができるように。
モンゴルでの私たちの宣教事業は夢いっぱい、希望いっぱいです。ドン・ボスコ
がモンゴルのことも夢で見たに違いないと私は思います。今、私たちには二つの共同体があります。ウラン
バートルとダルハンです。ウランバートルには、4人のサレジオ会員から成る共同体があります。モンゴル
人の4人のコオペラトーリもいます。この共同体では、会員たちは4人とも技術訓練校と貧しい人々のため
のセンターで働いています。ダルハンには4人の会員から成る共同体があり、皆、私たちの小教区、非正規
の教育を行っている学校、印刷所、毎日のオラトリオで働いています。
私はモンゴルに来たとき、ダルハンの共同体に住み、モンゴル語を勉強し、オラ
トリオで若者たちと一緒に活動するブラザー・クリスの手伝いをしました。4ヵ月
後、ウランバートルに移りました。ウランバートルでモンゴル語の勉強を続けると
同時に、21 人のストリートチルドレンを受け入れているドン・ボスコ・ケア・セ
ンターで子どもたちのアッシステンテとしてヴィクトル神父様を助けました。この
子どもたちは、田舎に住む家族と音信不通になっています。彼らはケア・センター
で暮らしながら私たちの学校に通っています。家族と再会できるよう、親を捜すこ
とも私たちはしています。
この宣教地で私はとても幸せです。ここで、柔軟性を身につけ、霊魂を救うため、
特に若者たちの霊魂を救うために一生懸命働くことを学びました。徐々に、私たち
のところに来て、私たちの生活、精神、使徒職について質問してくる若者が現れるようになっています。何
人かは教会に来て、オラトリオの少年たちと過ごすようになりました。ドン・ボスコが言ったように、私た
ちの家、センターに来るすべての子どもと若者は、扶助者聖母が私たちのところに連れて来られたのだと、
私は強く信じています。私たちはまた、若者たちに福音を伝え、彼らを援助するために、ほかの修道会とも
協力して働いています。唯一の問題は、多くの若者が私たちを待つモンゴルのほかの場所にもサレジオ会支
部を開くのに、会員が足りないということです。どうぞモンゴルに来て、手を貸してください!
ブラザー・アントン・ウェルン
インドネシア出身、モンゴルの宣教師
私たちは忘れない!
インター・アメリカ地域のサレジオ家族のために
北アメリカとラテン・アメリカの都市部で働くサレジオ家族のメンバーが、
若い移民たちとその家族と共に歩むことができますように。
使徒パウロ以来、 教会は都会で宣教してきました。 今日、 世界規模の移
民時代に、 私たちはそのダイナミズムを再発見するよう招かれています (使
徒言行録:コリント、 エフェソ、 アテネでのことなど参照)。 アメリカ大陸では、
二重の移民の流れが見られます。 南から北へ、 そして地方から都市部へ
の流れです。 移民の最初の世代は、 宗教的な面でも多くの挑戦に直面し
ます。 しばしば、 彼らの言葉や文化を理解する司牧者がいません。
問い合わせ・ご意見は segrgia@donboscojp.org へ