Cagliero 11 Gennaio 2011 - GIA


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第 25 号 
~ サレジオ会宣教ニュース ~ 
DVD を皆さんで見ましたか?
2011 年 1 月 11 日
親愛なるサレ
ジオの宣教師、
サレジオ・ミッ
ションの友人
の皆さん、
 2011 年の新
年に主の祝福
を皆さんの上
にお祈りしつ
つ、心からの
あいさつを送
ります!
 恵みの 365 日が私たちの前に
あります。私たちはそれぞれ異
なる文化のなかで暮らしていま
すが、皆、私たちの兄弟、主、
宇宙の中心であるイエス・キリ
ストに結ばれています!
 今年、総長は、召命の文化を
築き上げるよう、私たちドン・
ボスコのサレジオ家族を招いて
います。カリエロ 11 は今年、
サレジオの宣教の文化の成長に
寄与したいと願っています。そ
れは同じキリスト者の生き方と
いうコインの裏側です。
 宣教の文化を強める方法の一
つは、日々、魅力的な形で宣教
の意識を広めることです。世界
各地の、あるいはサレジオ・ド
ン・ボスコ・ミッション(トリ
ノ)のさまざまな制作物のおか
げで、全サレジオ会とサレジオ
家族は今日の宣教活動について
知っています。毎年、約 15 本
の DVD が 53 の民間のテレビ局
と 130 カ国の 4000 のサレジオ
会支部に届けられています。
 サレジオ会共同体を訪ねると
き、私はたいてい共同体の居間
にある DVD に興味深く目を通し
ます。この宣教に関する情報や
学びの貴重な手段を会員たちが
どのように活用しているのか、
見るためです。二つの対照的な
状況を見ました。数年たってま
だ開けられてもいない DVD のあ
る支部もあれば、院長がトリノ
から送られた DVD をコピーし、
宣教拠点の 40 人のアニメー
ターやカテキスタに送った支部
もあります。
  インターネットを見られない
ところも多くあります。しかし、
電気のないところでも、一台の
発電機に助けられて DVD プレー
ヤーをつけ、たくさんの映像資
料を見ることができます。ある
修練長は、毎日曜日、短い解説
をした後で修練生たちに宣教の
ビデオを見せています。
http://www.missionidonbosco.
tv で、世界各地の多くのビデ
オを見ることができます。まる
でサレジオ宣教ユーチューブで
す。www.sdb.org では、過去 5
年の間に Missione Don Bosco
の制作した DVD のリストを見ら
れるセクションがあります。7
か国語の台本さえあります。気
軽に手に入る宝物です。
 宣教の文化を広め育むこと
は、私たち誰にでもできること
なのです。
宣教顧問
アジアための宣教師募集
管区‐国       必要な言語          活動・要件
CIN – 中国
FIS – パキスタン
LKC – スリランカ
SLK – アゼルバイジャン
THA – ラオス
中国語、英語
英語、ウルドゥ語
英語、シンハリ語、
タミール語
ロシア語、あるいは
英語、アゼル語
英語、ラオス語
管区を助ける若い会員を求む(マカオ、香港、台湾)、
特に修道士 元気な召命
会員が少ない、イスラム社会の困難な状況、技術
教育、力強い修道士の召命・養成担当者を求む
会員が少ない、2009 年に終戦、共同体の国際化が
必要(南アジア地域以外の出身の会員)
カトリック信徒約 600 人、3000 人の移民、穏健な
イスラム社会、共同体の国際化が必要、スロバキ
ア人以外の会員を求む
2004 年に開設された信徒の運営する技術訓練セン
ター、修道士を求む、宗教的存在として出発する
必要、共産政権、貧しい国

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幼子の分かち合い
 
  私は、修練期のころから宣教師になりたいという望みを抱くようになりました。ただ
で受けたものをただで与えるということを、強く信じていました。ドン・ボスコの道に従
うキリストの愛。この特別な表現は、本当に私の心を満たしてくれます。宣教師たちがい
なかったなら、私の国には今のように多くのサレジオ会の事業もなく、多くの子どもたち
が世話を受けることもなかったでしょう。宣教師としての私の召命は、実地課程を過ごし
たすべての支部で強められました。52 年以上の経験を持つフランス人会員ゲズー神父のよ
うな偉大な宣教師と使徒職や生活を共にしたこと、また 20 年以上アフリカで働いているインド人のジョン・ヴィジ
リウス神父との出会いは、宣教への情熱を強める重要な体験でした。
 私の宣教地、カンボジアに到着したとき、私は熱意にあふれていました。しかし、2 日もたたないうちに腸チフス
にかかり、一週間寝込んでしまいました。私はとても落ち込みました。幸い、一週間後に起き上がり、いつもの自分
に戻れました。また、子どもたちや人々と話したいと思いましたが、できませんでした。幼い子どものように無力で
した。これは本当に意気をくじかれる体験です。自分の国にいるかぎり、コミュニケーションに不可欠なもの――言
葉の大切さを見過ごしているということを私は理解しました。人々、特に生徒たちは、自分たちのニーズに私が「イェ
ス・マン」になって応えるかぎり、サレジオ会員として私を受け入れてくれる、
というのが私の最初の印象でした。
 今は、少しずつですが、だいぶよくなりました。人々がクメール語で話すのに
すっかり馴れました。言っていることがすべてわかるわけではありませんが、来
たばかりのころのように異質な言葉のようには感じなくなりました。今では、人々
や子どもたちが心から私のことを友人、兄弟として受け入れてくれていることを
知っています。新たな文化、新たな人々との出会いの最初の時期を通して、共同
体の支えと導きを私は身をもって感じました。それはいつも、私の拠りどころで
した。
 今は、ここでわが家にいるように感じ、カンボジアは私の国だとさえ生徒たち
に話しています。日々、仕事はたくさんあるので、外国にいるということを忘れ
ていることもしばしばです。ここを気に入っています。良い人たちの中で、すば
らしい仕事があります。私にとって、まさに日々、ヴァルドッコの体験です。ここカンボジアにいることは、ダマス
コへの途上のサウルの体験、主を見たという体験を思い起こさせます。ドン・ボスコの時代のヴァルドッコにいるよ
うな体験なのです。
在カンボジア宣教師 チャールズ・アルン・マイケル修道士 SDB
宣教の炎を燃やすために、私たち自身、燃え立っていること
私たちは、イエスの物語への新たな洞察を、それぞれの共同体へ持ち帰ります。私たちは、
若い心に宣教の炎の火をともすような、生き生きとした、心を奮い立たせるような物語をも
たらすため、燃え立つことを望みます。悪霊から解放された人へのイエスのことばに従いた
いと望みます。「自分の家に帰りなさい。そして身内の人に、主があなたをあわれみ、あなた
にしてくださったことをことごとく知らせなさい。」(マルコ 5・19)
                   アジア宣教大会 タイ、チェンマイ(2006)
南アジア地域のために
 南アジア地域、特にパキスタンで働くサレジオ会員が、私たちとほかのキリスト教諸教会の兄弟姉妹を結ぶ橋を
築くことができますように。
 南アジア地域のすべての国のキリスト者の割合は、 人口の 1 ‐ 2%しかありません。
ほかのキリスト教共同体の兄弟姉妹と関係を築くことは、 容易でないこともあります。
キリスト者のおもな関心が非キリスト者に向けられているためです。 同時に、 圧倒的
にキリスト教以外の宗教が大勢を占める環境にあって、 より信頼できる福音のあかし
のため、 キリスト教諸教会が互いに一致の交わりをもつ必要があることを私たちは確
信します。
ご意見は segrgia@donboscojp.org まで