Cagliero14_1002


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第 14 号 
なぜ、福音宣教?
~ サレジオ会宣教ニュース ~ 
2010 年 2 月 11 日
宣教師、サレジオ会員、サレジオ・ミッ
 私はこの問いを若い会員たちに投
ションの友人の皆さん!
げかけてみました。すでにさまざま
な答えが返ってきています:
 サレジオ会の殉教者の初穂、聖ル
◆第一の理由は、受けた信仰という
イジ・ヴェルシリア、聖カリスト・
すばらしい賜物を分かち合うべきだ
カラヴァリオの月に(1930 年 2 月 25
から。
日に殉教)、皆さんにごあいさつ申し
◆毎回、聖体祭儀の終わりに、主に
上げます。総長によるストレンナは、
よってこの世へ遣わされるから。
イエスの弟子、宣教師として成長す
「行って福音を宣べ伝えなさい」。
るよう、私たちに呼びかけるもので
◆主イエスを信じる私たちにとっ
す。しかし、私たち自身の継続的な
て、福音宣教は召命だから。
福音化なしに、私たちは若者への信
◆洗礼を受けることによって、私た
頼に足る証し人にはなれません。ま
ちは宣教者となったから。
さにこの順番です!日々、忠実な弟
◆すべての若者はイエス・キリスト
子として成長するにしたがい、ます
を知る権利があるから!
ます神の愛の信頼に足るしるし、担
 この 2010 年、私たち一人ひとり
い手になっていくのです。
は、私たちを待つ若者たちになぜ福
 最も信頼に足る証し人である私た
2 月 25 日 
音を運ぶのか、動機を深めるように
ちが殉教者たちと共に、この基本的 サレジオ会殉教者の初穂 呼ばれています。私たちはこの問い
な問いに容易に答えることができま
す。なぜ福音宣教なのか? なぜ宣
教師として地の果てまで行くのか?
聖ルイジ・ヴェルシリア
聖カリスト・カラヴァリオの祝日
を心のなかで思いめぐらすのです!
宣教顧問 
ヴァツラフ・クレメンテ神父
アメリカ大陸のための宣教師募集
管区‐国
 必要な言語
環境、宣教師に求められること
BMA - ブラジル        ポルトガル語   先住民族の人々の中での宣教
アマゾニア          地元の言語
BRE - ブラジル       ポルトガル語    会員を送って欲しい
北 東                    (管区長から総長への要望 2008)  
ARS‐アルゼンチン     スペイン語
サレジオ会の最初の宣教地。司牧者が少ない
パタゴニア                   先住民族の人々の中での宣教(マプーチェなど)
PAR‐パラグアイ     
チャコ使徒座代牧区
スペイン語
地元の言語
サレジオ会員が少ない。宣教活動の再建
PER‐ペルー  
プカルパ使徒座代牧区
スペイン語    アマゾンの宣教地。会に委託された使徒座代牧区
地元の言語
ヴァッレ・サグラドのケチュア族。アシュル族
VEN‐ ベネズエラ
スペイン語     アマゾンの宣教地。会に委託された使徒座代牧区
アマゾン使徒座代牧区     地元の言語    ヤノマニ族
ECU‐エクアドル
   スペイン語
メンデス使徒座代牧区
地元の言語
CAM‐グァテマラ   
スペイン語
エル・ペテン使徒座代牧区    地元の言語   
アマゾンの宣教地。会に委託された使徒座代牧区
アシュアルーシュアル族ケチュア族(アンデス地方)
先住民の中での宣教。
現在、サレジオ会員は一人だけ(司教)

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…パタゴニアより
 こちらは万事順調です、
かなり寒いですが。今は春
なのに、ジャラバコアにい
るようです。朝から夜まで
たいへん寒く、夜間は気温
がかなり下がります。これ
が春なら、冬はどうなるの
でしょう! 一日 24 時間冷
房を入れているかのようです。
 こちらの習慣についていえば、徐々に適応しています。スケジュー
ルはめちゃくちゃで、ひどいものです! でもあまり気にしません。
人間はあらゆる状況に適応できるのです! この週末、「探検者たち」
という若者のグループと過ごしました。私たちは金曜日の夜から日曜
日の夜まで、若者たちとキャンプをしました。とても良い体験でした。
なぜなら、共にいることによって、少しずつ彼らについて、また彼ら
の状況についてわかるようになるからです。今度の水曜日に出発し、
月曜日まで、ドルディレラスの全寮制学校に行ってきます。学校の責
任者で共同体の院長でもあるオノリオ神父に同行を頼まれたのです。
唯一心配なのは、寒さです。時には極端になるからです。私はこの寒
さを経験したことがありません。でも心配はやめよう、人間はあらゆ
る状況に適応できるのだから。これまでのところ、神様の恵みによっ
て私はとても幸せです。仕事はたくさんあり、そのことは気に入って
います。夜休む時、疲れているなら、その一日の仕事がすばらしかっ
たということ、実にサレジオ的なことです。
では、ここまでにして、神様と扶助者聖マリアが皆さんを豊かな恵み
で満たし、心の知恵を与えてくださるよう、お祈りします。
ドルズニエ・ミュレ・ロペス修士 
在アルゼンチン、キューバ出身の宣教師
お知らせ
2010 年サレジオ宣教の日はいつ?
 管区や地方がそれぞれの予定に
したがい、宣教の日を決めていま
す。多くの管区ですでに日取りを
決めています:イタリア(2 月 7 日)、
ポルトガル(1 月 25-31 日)、ベト
ナム(11 月 11 日)、スペイン(5 月)。
資料はサレジオ会本部のホーム
ページを参照、またはスタニスワ
フ・ラファウコ神父にお問い合わ
せください。
[cagliero11@gmail.com]
第 141 回宣教派遣
 現在、世界五大陸出身の 177 名
の会員が識別を行っています。そ
のうちの 49 名は、すでに願書を総
長に提出しています。新しい宣教
師のための研修コースは 2010 年 9
月 2‐26 日に行われます(ローマ
で 16 日間、ドン・ボスコゆかりの
地で 8 日間)。宣教の十字架の授与
は 2010 年 9 月 26 日。このコースは、
派遣時にオリエンテーションを受
ける機会のなかった宣教師にも開
かれています。お問い合わせは、
アルフレド・マラヴィラ神父へ。
[cagliero11@gmail.com]
宣教師のための生涯養成コース
 2010 年 9 月 20 日から 12 月 5 日
まで、ローマの教皇庁立サレジオ
大学で行われます。1995 年以来、
約 250 名のサレジオ会員と 300 名
の修道者宣教師が、宣教師として
の生き方を刷新し深めるため、こ
のコースを受講しています。お問
い合わせは、ディオニジオ・パチェ
コ神父へ。
[cagliero11@gmail.com]
私たちは忘れない!
すべての管区の宣教地のために
 すべてのサレジオ会管区が、普遍教会とサレジオ会の大きな宣教の必要性
に対して、開かれた姿勢を成長させますように。
 宣教活性化のおもな目的の一つは、 宣教師の召命 (ad gentes-ad extra-ad
vitam すべての人へ、 外へ、 生涯へ) の促進です。 これは地域教会による宣教への取
り組みの、 最もわかりやすい表現です。 第 26 回総会もすべての管区に呼びかけ
ています (49)。 この 2 月、 サレジオ会の宣教師の召命のために祈り、 サレジオ会
宣教地の大きなニーズについて人々に知らせ、 若者や若いサレジオ会員一人ひと
りに宣教に取り組むよう呼びかけ、 召命識別の道を共に歩むよう、 私たちは招かれ
ています。 この取り組みに貢献できないほど人材において貧しい管区はありません。
問い合わせ・ご意見は、cagliero11@gmail.com へ