Salesian Bulletin (Japan) no. 05 2009

特集宣教
日本から世界へ
フィリピン、ボリビア


特別インタビュー


自立援助ホーム「ふきのとう」
澤田正一・加代夫妻に聞く


いつもあなたと共にいる


BOLLETTINO SALESIANO ● Luglio 2010


No. 5


慈愛と祈りの人


チマッティ神父
第3回・始まった日本での宣教連載






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本誌記事中、氏名の前のFr. Br. Sr. はそれぞれ、カトリック神父(Father)、修道士(Brother)、シスター(Sister)であることを示します。


2008 年11月、ペトロ岐部を含む188 名の江戸時代の殉教者が
「福者」という位にあげられ、その祝典が長崎球場で行われました。







































































































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十字架上で自分の命を捧げられる前、「最後の晩
餐」の席上で、イエス様は弟子たちに、この言葉を語
られました。つまり、これはイエス様の遺言だと言え
るでしょう。この後にもイエス様は「互いに愛し合いな
さい!」とさらに2度も繰り返し言われており、これを
掟、命令として与えておられるのです。この言葉に、イ
エス様の強い思いが込められているのが見えてきま
す。


ところで、気づいたでしょうか。よく観ると、イエス
様は「あなたがたに新しい


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掟を与える。」と言われてい
ます。互いに愛し合うことの大切さを説いた教えは、
旧約聖書の中にもあるわけで、イエス様が言われる
前からも言われてきていることであり、特別に新しさ
を感じるものではありません。では、イエス様の言わ
れる「新しさ」はこの掟の一体どこにあるのでしょう。


それは「わたしがあなたがたを愛したように・・・」
というところでしょう。イエス様がどのようにわたした
ちを愛されたのか、それを知る必要があります。自分
の命を捧げてまで、愛を示されたイエス様の姿、十字
架のイエス様の姿を見つめることによってイエス様の
わたしたちに対する愛を悟り、イエス様の愛をもって
生きられるようになりたいものです。


さて話は変わりますが、先日飛行機を利用した時
のことを思い出しました。通路を挟んだ隣の席には、
4、5歳の男の子とお母さんが乗っていました。様子
からして、その子は飛行機に乗るのは初めてのよう
で、ワクワクしているのがわかります。座席前のテー
ブルが気に入ったのか、開いたり閉じたり、興味津々。
でも、とうとうお母さんからたしなめられていました。
その後は、飛行機から自分だけが降ろされるのはご
めんだということで、おとなしくしていました。飛行中
は、客室乗務員さんが絵本を貸してくださり、それを


お母さんに読んで聞かせてもらって嬉しそうでした。
いよいよ着陸する時には、タイヤが出る音と振動がし
た頃から緊張し始め、不安になってしまい、とうとう


「こわいよ!」とお母さんにしがみつきました。お母さ
んは「だいじょうぶよ!」と言ってぎゅっとその子を抱
きしめてあげていました。


そんな一部始終を、本を読む振りをしながらずっと
アンテナを張って伺っていた私は、この親子の微笑ま
しいお互いの愛を感じ、心が和む思いを抱いていまし
た。そして、きっとこの子は、お母さんから愛された
ように、人を愛する人に育っていくに違いないと思い
ました。


「私があなたがたを愛したように、互いに愛し合いな
さい」。イエス様のこの掟を守るように努めると同時
に、自分自身も他の誰かに、このイエス様の言葉を自
分の言葉として言えるように努めることも素敵なこと
ではないでしょうか。親として息子、娘らに。大人とし
て子どもたちに。教師として生徒らに・・・。そして、
その子どもたち、若者らが人を愛するように育つなら、
またその愛は、受け継がれていくものとなっていくこ
とでしょう。


さぁ、思いもしないトリックがイエス様の掟の中に
あることがわかったでしょうか?そうです。イエス様
のこの掟が守られるならば、愛はこの世に永遠と受
け継がれ、広がっていくのです。


あなたがたに新しい掟を与える。
互いに愛し合いなさい。
わたしがあなたがたを愛したように、
あなたがたも互いに愛し合いなさい。(ヨハネ福音書13章34節)


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Fr. Mickey MURAMATSU(村松 泰隆)


[イラスト:ヨーヘイ]




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溝部司教様
いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
9月11日は北川大介助祭の司祭叙階式と共に、私の助祭叙階のミサの司式をなさっ
て頂けますことを心より感謝申し上げます。私はそのための準備をしておりますが、今になっ
て色々なことを考え、あらためてこの司祭職の道を歩むようになったお恵みに対し、神様に
深く感謝しております。
幼い頃大分の小百合ホームで、中学からは、かつて司教様が院長をなさっていた中津の
ドン・ボスコ学園で育てられ、何人もの神父様、職員、ボランティアの皆様のお世話にな
りました。その方々 と出会ったことと、意味もわからない時期から毎日のようにミサに与って
いたことで、神様の存在を心の奥底に刻み込まれたのだと思います。中学三年の時に洗礼
を受けましたが、その時は自分の意志ではなく、たまたま友人に誘われたからという消極的
な動機からでした。
そんな私が高三で進路を決める時に「マリア様に相談しなさい」と勧めてくださったの
が、当時ドン・ボスコ学園の院長だったブリ神父様でした。折あるごとに聖堂で祈っていま
したが、ある時本当に「私について来なさい」という声が心に響いた気がし、志願院へ入る
ことを決心しました。その時司教様が丁度サレジオ会の管区長でいらっしゃいました。その
後、年に一、二回、ドン・ボスコ学園OBの会に招いて頂き、司教様が卒業生をとても大
事にしておられることを肌で感じました。
私は、自分が司祭となるにはあまりにもいろいろな面で不足していることを自覚していま
す。知識も経験も浅く、その上、口下手ですし…。幼い頃事故で右手の小指の先を失いま
した。自分で気にしなければいいのですが、ついつい隠してしまいます。ある側面はホント
に他の人よりも劣っていると不安になります。でも、誰もが「私はここに居ていいんだ」と思え
るような、ホッとできる空間を醸し出せる司祭になりたいと願っています。
サレジアン・シスターズとサレジオ会で育てられた私は、幼い時から耳にしていたドン・
ボスコの青少年への関わりに、特に強い憧れを持っています。彼がモットーとした「私に魂
を与えたまえ」という言葉を、これからの青少年と私との関わりの中で自分の言葉として深
め、求め続けて行きたいと思っています。それは自分だけの力では到底出来ることではあり
ません。私自身がイエスさまと深い交わりがあってのことと自覚しています。
そして私の不足している部分は、きっと神様が補ってくださると楽観的に考えて、この道
を歩んでいければと思います。


眞田登美彦
















































































































第3回








9 No.5


眞田登美彦様


お便り拝見しました。この度助祭に叙階されるとのこと、こんなに嬉しい知らせは最近あり


ませんでした。とうとうと言うか、やっとと言うか、その決断に到ったことが何よりも嬉しいこと


でした。あなたは幼い時から人生を味わう体験の連続でした。それを知っているだけに、私


は嬉しく思うのです。大分の小百合ホーム、中津のドン・ボスコ学園と、普通の家庭で育った


人とは全く違う体験を持っています。それこそあなたの勲章です。それだけに私は嬉しいので


す。苦労した体験のある司祭は、苦悩する人々 の側に立つことができます。あなたはそれがで


きます。


私はドン・ボスコ学園の院長として5年を過ごしました。私の人生でもっとも素晴らしかっ


た5年間でした。出会った子どもたちは今でも私の最高の宝です。私はその時出会った子ども


たちの表情をはっきりと思い出します。腰を据えて若者たちと出会ったら、必ず彼らはついて


来ます。大切なのは逃げないことです。ドン・ボスコのことばに、「最善は善の敵である」とあ


りますが、本当にそうです。完璧だけを求めて、正論を吐いて、腰をあげない生き方からはサレ


ジオ会が求めている「魂の救い」などは到底望めません。何があっても“はい、やってみます”と


いう精神のことです。


お説教めいた文章になりました。あなたのはいつもバックで攻めを凌ぐサッカーでした。そ


の足捌きのすばしこさ、これは良く私が覚えていることです。その仲間と一緒に祝いをさせて


貰える日が近いのが最高の喜びです。


      


高松教区司教


溝部 脩







司教について
カトリックの聖職には、助祭、司祭、司教がありますが、そのなかで司教は最高位の祭司職です。特別な場合を除いて通常は各地域
の教会(教区)の長として教区を統治し、司祭たちの協力を得て神の愛と教えを告げ知らせる役割を果たします。溝部司教は、サレジ
オ会司祭だった2000年に司教に叙階され、仙台教区司教を経て高松教区司教になりました。




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★自分の行動や考えを思い出して反省すること




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コンサートでピアノを弾くチマッティ神父(1928年)


宮崎での洗礼式(1934年)




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「うちの子猫」直筆の楽譜 大分のコンサートのチラシ




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来日した6人のFMAシスターたち(1929年)




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※1 1929 年 6月2日 ローマにてドン・ボスコ列福される。列聖されるのは1934 年 4月1日。
※2 宮崎カリタス修道女会は、2009 年名称をイエスのカリタス修道女会に改称。


カリタス修道女会の最初のシスター誕生(1939年)




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1941年(昭和16年)に育英工芸学校を卒業され、
84歳現役でご活躍の川本曻正氏より提供されたも
ので、チマッティ師や当時の生徒たちが写っている貴
重な写真である。また杉並時代にマジェロ修道士が
来校された折、戦前の工芸学校には洋裁科があった
という当時を懐かしむお話を伺った。


1959年、筆者が帝都育英学院中学校に入学した当
時の中学校舎である。旧軍の兵舎を移築したものと
聞いている。すでに相当の年数を経ており、ペトラッ
コ神父の英語の授業中、師が床の板を踏み抜いて下
階の天井を突き破ったのを目撃している。


サレジオ家族訪問●サレジオ工業高等専門学校(東京 ・ 町田)


サレジオ工業高等専門学校
〒194-0215 東京都町田市小山ヶ丘 4-6-8
学 科: デザイン学科、電気工学科、
機械電子工学科、
情報工学科及び専攻科
学生数: 4学科+専攻科 計756名(2010 年度)
教職員数: 137名(非常勤を含む)




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[写真①][写真②]


[写真③][写真④]




ドン・ボスコが1877年に創刊した“Bollettino Salesiano”の
日本版「ドン・ボスコの風」は、創刊者の方針により出来るだ
け多くの方々に無料でお届けすることになっております。その
ために様 な々努力を払っていますが、この雑誌の主旨にご賛
同くださる方には是非ご援助いただきたく、挟み込みの払込
取扱票にてご寄付を募ります。よろしくお願い申し上げます。


編 集 後 記


創刊以来本誌の編集を担当したスタッフが交代します。次号か


らは更に新鮮な誌面となることと思いますので、引き続きご愛


読くださいますようお願い致します。


(後藤宏幸・後藤さゆり・丸山和美・梅村護・梅村百合子・山


田博子 以上 ABC順)


from the Editor


イエスのカリタス修道女会
社会福祉法人カリタスの園 つぼみの寮
表彰


今年2月2日(火)、社会福祉法人つぼみの寮(東京都杉並区)
が、補導受託者としての多年にわたる業績により、東京高等
裁判所長より表彰されました。


施設長のシスター長崎は、「つぼみの寮にいる乳幼児の多
くは、いろいろな事情によって親から離れて生活しなければな
らない境遇にあります。更生のためにボランティアとしてここ
に送られてくる少女たちが、つぼみの寮で精一杯生きている
赤ちゃんたちを抱いたりミルクを飲ませたりすることで、再出
発への勇気と力を得てくれることを願いながら、受け入れを続
けています。」と話してくれました。


つぼみの寮のシスターと職員たち


DBVG
今年もソロモン諸島へ出発


DBVG(ドン・ボスコ海外青年ボランティア・グループ)の夏
の活動派遣先がソロモン諸島に決定し、2010年8月14日の夜、


サレジオ会Fr.村松と岡本神学生をリーダーに、総勢20名の青
年たちが成田空港より出発する予定です。


今年はテテレ地区の村にて、ソロモン在住のFr.ラップの指
導の下、現地の青年たちと共に井戸堀りに挑戦します。


ドン・ボスコの聖遺物が日本へ!
本誌No.3に紹介した聖遺物の巡礼が、来年2月に日本に上


陸することが決まりました。これは2015年のドン・ボスコの生
誕200周年を迎えるための準備の一環として行われているイ
ベントです。


日本各地のサレジオ家族の拠点を巡る細かい日程の検討
が始まっています。皆さんの地に入る日を楽しみにお待ちくだ
さい。


イエスのカリタス修道女会
訃報


天国での永遠の安らぎをお祈りいたします。


4月20日 Sr.マルチャ鳥巣ハルエ
享年82歳
乳児院、児童養護施設、養護老人ホームで
の使徒職に従事。愛をもって入所者に寄り
添い、生涯、温和、謙遜な姿勢でカリタス
を生きたシスターでした。


5月10日 Sr.ロレンザ水口八重子
享年72歳
主に保育園、児童養護施設での使徒職に
従事。リュウマチの痛みとともに歩んだシ
スターの奉献生活は、主の十字架の犠牲
を思い起こさせるものでした。


No.5


2010年7月26日発行


編集人 関谷 義樹
発行人 アルド・チプリアニ
発行所 サレジオ会 「ドン・ボスコの風」編集事務局
〒160-0011 東京都新宿区若葉1-22-12 サレジオ会管区長館
電話:03-3353-8355 Fax:03-3353-7190
Eメール:DB-no-kaze@donboscojp.org
郵便振替 00100-7-412947 「ドン・ボスコの風」編集事務局
アートディレクター 後藤 宏幸
印刷所 三英グラフィック・アーツ(株)


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ある日ギリシャからやってきた人々が「イエスにお目にかかり


たい。」と弟子に言いました。それを聞いたイエスは、遠くに


いる人々が自分に会うことを望んでいることを知り、今こそ全


世界の人々の救いのため、自分が死に渡された後、復活


の栄光を表すという決定的な出来事を起こす時がやってき


たことを悟ったのです。


この弟子がいたからギリシャ人たちはイエスに会いたいとい


う望みを表すことが出来たのです。この弟子がいたからイ


エスご自身が生涯の重大な時がやってきたことに気づいた


のです。


今日もまた心のうちに、喜びばかりでなく不安を抱えながらも


イエスに近づき、イエスに会いたいという望みをもっている


人 を々導いてくる弟子を、イエスは必要とされています。サレ


ジオ家族のメンバーは、この弟子になるよう招かれているの


です。
(チャーベス総長による2010ストレンナ解説より)


この夏も野尻湖という大自然の中で行われるサレジオ家族


各修道会主催の青少年キャンプで、多くの若者たちが指


導者に導かれてイエスと出会うことでしょう。


「わたしたちは、イエスに会いたいのです。」
ストレンナ2010


若者に福音を伝えよう。ドン・ルアにならい、本物の弟子、情熱あふれる使徒となって。
ストレンナ:イタリア語で「贈りもの」。ドン・ボスコの時代からの習慣で、新年にサレジオ会総長が「今年の目標」として発表しています。


サレジオ会主催 野尻湖少年聖書学校


イエスのカリタス修道女会主催 カリタスサマースクール


サレジアン・シスターズ主催 ff(フォルテッシモ)in 野尻湖