Cagliero15_1003-jap


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第 15 号 
~ サレジオ会宣教ニュース ~ 
宣教の最前線は宣教師の心から始まる
2010 年 3 月 11 日
宣教師、サレジオ会員、
 もちろん多くの新しい前線があり、
サレジオ・ミッションの
キリストに出会ったことのない多く
友人の皆さん! の若者たちが、「キリストに会いたい」
と私たちに願います。実に数多くの
 フィリピンのマニラからごあいさ 国、地域、グループが、宣教の心をもっ
つを申し上げます。総長の代理とし たサレジオ会員を待っています。
て、4 月末までこちらで特別視察を  私は強く確信しています。新たな
行っています。この四旬節に、皆さ 宣教活動は、全面的にイエスに開か
んと共に小さな振り返りをしてみた れ、絶えずイエス探し求め、すべて
いと思います。この数週間、私たちは、の人にイエスをもたらしたいと希求
主の過越を準備するため、イエスの する私たちの心から始まる、と。私
十字架にまなざしを注ぐよう招かれ たちの宣教の最前線、ニュー・フロ
ています。主は十字架を通して、あ ンティアはここにあるのです。私た
らゆる時代のすべての人を救われま ちがどこにいるかは問題ではありま
した。私たちが今月の 24 日、祈りと せん。
断食をもって宣教師殉教者を記念す  イエスの招きにいつも心を開いて
るのもこの観点からです。
いましょう。「地の果てまで行きなさ
 会員の皆さんと話していると、よ い。」たとえそれが、苦しみを受ける、
く次の質問を受けます。「サレジオ会 あるいはいのちを捧げることになっ
の一番新しい、最前線の宣教地はど ても!
こですか」と。サレジオ会員が新た
に入った国や場所について聞いてい    宣教顧問 
るのでしょう。
ヴァツラフ・クレメンテ神父
『 私あのないたののちもはの』
3 月 24 日 
宣教師殉教者の日
アフリカ大陸のための宣教師募集
管区‐国
 必要な言語
環境、宣教師に求められること
ATE - チャド        フランス語    会員は少ない。多宗教、イスラム教の環境。
ATE - 赤道ギニア      フランス語    会員は少ない。多宗教、イスラム教の環境。
MGD - マダガスカル    フランス語
 会員は少ない。
              マラガス語    ベマネヴェキーの第一次福音宣教。
FRA - モロッコ     
         
フランス語
アラビア語
イスラム教の環境。教育事業(職業訓練センター)。
生活のあかしとしての宣教。直接的宣教は不可能。
AFE - スーダン 
           
英語     委任統治区の会員は少ない。南は伝統的宗教。
アラビア語
北は第一次福音宣教、イスラム教。
IRL - チュニジア
フランス語    イスラム教の環境。学校長。
     アラビア語    生活のあかしとしての宣教。
AGL - ウガンダ
     英語
  会員数は少ない。共同体の力が弱い。

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           …マラウィからの手紙
  
 アフリカ南東部のマラウィからこんにちは!
 マラウィは小さく貧しい国ですが、とても平和です。この国には二
つのサレジオ会共同体があります。私たちの共同体は、首都リロング
ウェの郊外に、技術専門学校、ユースセンター、小教区を持っています。
 この共同体は喜びのある共同体です。共同体に喜びがあるというこ
とは、日々出会う人々や若
者へのよいあかしになりま
す。実際、毎日 500 人以上
の若者が、勉強、仕事、祈り、
遊びのためにドン・ボスコ・
キャンパスに来るのです。
 私は院長で、志願生の係、
また召命促進担当でもあり
ます。小さな韓国人共同体
の司牧もしています。最近、
私たちは、韓国語で週一回の聖書勉強会を始めました。
 私の毎日の仕事は、会員、志願生、ボランティア、若者、教職員、
そのほかさまざまなニーズをもって訪れる多くの人々と会うことです。
さらに、サレジオ会管区や地域教会の仕事もあります。私にとっては、
地元の言葉を学びつづけ、上達することも、大切な務めです。
 しかし、宣教師として、イエス・キリストとのより強く深い絆を育
むよう努力することは、生活の中で第一に優先することです。イエス・
キリストなしには、私は無だからです。イエスは、よい宣教師になる
ための私の力の源です!
 最近、友人のヨハネ李神父の死を、大きな悲しみをもって知りました。
スーダンの韓国人宣教師です。私や皆にとって、彼の死は、神の国の
ために苦しむ用意を常に備えているようにと思い出させてくれます。
                アレキサンダー 金 デ・シク SDB
                  マラウィの韓国人宣教師
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 宣教師殉教者の日は、殺害され
た宣教師たちを記念し祈るため、
毎年 3 月 24 日(サンサルバドルの
オスカル・ロメロ大司教が暗殺さ
れた日)に祝われています。2009
年には、30 人の司祭(教区司祭 19
人、修道司祭 11 人)、3 人の修道女、
2 人の神学生、3 人の信徒がキリス
トのためにいのちを捧げました。[
http://www.fides.org/ita/martir
ologio/liste/ 参照 ]
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 殉教した宣教師たちのキリスト
への愛は、私たちの選択が一貫性
のあるものになっているか見直さ
せ、生活と仕事の場で福音を真剣
に生きるよう励ましてくれます。
今年のテーマは、「私のいのちはあ
なたのもの」です。差別や迫害に
苦しむ宣教師やキリスト者を支え
てくださるよう、神に願います。
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 この日は祈りと断食をし、若者
や共同体の意識を高めるために具
体的なことを行います。断食によっ
て集まった寄付をハイチに送るこ
とをサレジオ家族に提案したいと
思います。イタリア語の資料は、
次のサイトで手に入ります:
http://www.mgm.operemissionarie
.it/vis_news.php?id_art=687
私たちは忘れない!
アフリカのサレジオ家族のために
 ドン・ボスコの予防教育法が、
           アフリカで和解と平和の道具になりますように。
 アフリカ司教会議の第二回特別総会 (2009) のテーマに照らし、 アフリカ ‐ マダ
ガスカル地域は、 この6か年に、 和解、 正義、 平和への意識を高め、 サレジオ
家族が効果的に関わるように歩むことを決めました。 社会のただ中で平和の道具と
なるよう、 アフリカの若者たちを育てることによって、 私たちのオラトリオ、 ユースセ
ンター、 学校、 小教区での予防教育法の体験は、 和解と正義のための潜在的な
力になります。
問い合わせ・ご意見は、cagliero11@gmail.com へ